【京都】祇園にある京都最古の禅寺である建仁寺の御朱印と夜間特別拝観

京都

夜間特別拝観

脳がととのえる「ニューロミュージックを聴きながら、回廊を歩く「歩行禅」を行うマインドフルネスをテーマにサウンドアートナイトイベントです。

枯山水「大雄苑」では夏の涼にもピッタリな雲海が出現し、幻想的な光景がみれます。

法堂の天井画「双龍頭」もプロジェクションアートに彩られ、ダイナミックで龍が動いている様にみえます。

イベントに行ってきたのでご紹介します。

北門から入りました。

北門を通るとすぐ横の木もライトアップされていました。青い光がくるくるとまわりながらついたり消えたりとすでに幻想的でした。

本坊前に受付があります。

当日券と購入済みに受付がわかれています。該当の列に並んで下さい私はkkdayでチケットを購入しました。

入口で靴を脱ぎます。靴は下駄箱にいれます。

小泉淳作展が同時開催されています。ナイトイベントとして、夏の涼を感じることができるアートライトアップが実施されています。

順路を歩き進めると〇△▢乃庭が右側に見えます。

〇△▢乃庭」の庭では音楽に合わせて〇△▢を光が縁取ります。ニューロミュージックを聴きながら見ていました。昼間の庭とはまた違った感じになります。

次に右側に潮音庭がみえてきます。昼間とは全く違う景色です。大書院前の廊下には木の長い椅子があります、そこにしばらく座って幻想的な庭を眺めていました。

大書院には16枚の襖に描かれた「蓮池」があります。写真では写りきっていませんが16枚もありますのでとても長いです。じっくりと歩きながら見る事ができます。

大書院を出て廊下を歩き進めると「しだれ桜」がライトアップされています。とても美しくうっとりと見てしまいました。

次に長い廊下をわたります。暗くて足元が見えにくいので気を付けて歩いて下さい。

廊下を歩き角を曲がると右側に方丈の間があります。

さらに順路をあるき進めるといよいよ「大雄苑」がみえてきます。

大雄苑 大雄苑では暗闇のなかに雲海が現れます。霧に包まれてとても幻想的で涼を感じる事が出来ます。かなりの量の霧なので隣で見ていらした方はカメラが壊れないか心配されていましが大丈夫でした笑。何回も繰り返し、雲海が出たり、消えたりで縁側に腰掛てみていましたが、時間が経つのを忘れていつまでも見ていられます。

※「檜那の間」はEX観覧席となっていて入る事がができませんのでご注意して下さい。

大雄苑で涼を感じた後はいよいよ「法堂」にいきます。

スリッパを履いて法堂まで行きます。

法堂の双龍図

プロジェクトアートの「龍雨図」と「双龍図」の共演が見ものでした。今までの場所でかかっていた静寂な❛静❜の音楽とは違い❛動❜のダイナミックな音楽で見る角度により、龍の見え方や彩が変わります。躍動感があり今すぐ天井に描かれている「龍」が動きだし舞い降りてきそうな感じです。音楽と映像は10分間隔で流れています。非日常を味わう事ができました。是非、訪れて見て下さい。小泉さんの作品も色んな所に展示されていますので楽しめると思います。脳が整う事ができました。

【イベント開催日】 
2024年8月2日(金)~9月22日(日) 19時~21時半 (受付終了21時)
※夜間拝観休止日:8月14日(水), 23日(金), 31日(土), 9月6日(金), 7日(土), 14日(土), 17日(火), 18日(水)

【料金】      
大人:2,200円 / 12歳以下:1,100円 / 6歳以下:無料
※基本予約の前売り販売。ただし当日、建仁寺入口にて当日窓口販売あり(現金不可・デジタル決済のみ) 
※価格は全て税込み。  
※前売り購入は公式サイトより
※JR「EX旅先予約」では特別拝観席付きのプラン有。大人:2,700円

【購入方法】
KKday / JR「EX旅先予約」/ Etix / ローチケ

【所要時間】
1時間~1時間30分程度 ※個人差有

御朱印

御朱印代:500円

「拈華微笑」とうい禅語からきているそうです。

お釈迦様が霊鷲山で説法をされた時、一本の華を拈って大勢の前に差し出しましが誰もその意味を理解できませんでしたが、一人迦葉(釈迦三尊の一人)だけがにっこりと微笑んだそうです。この時葉尊者に以心伝心で伝わったのです。法というものは文字や言葉にたよることなく人の心から心へと今日まで伝えられてきた。お堂にふさわしい名前です。

○△□乃庭

単純な三つの図形は宇宙の根源的形態を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を、地(□)水(○)火(△)で象徴したものとも言われるそうです。

最初に見た時は?って正直思いましたが説明の書いてある物をみて「あーっ」となりました!

ヒントなしに分かったら凄いと思います。

潮音庭

建仁寺本坊中庭にある潮音庭は中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭です。

大書院側・小書院側から潮音庭を見ることができます。どちら側から見ても見事で美しく緑豊かで凄く癒されました。秋には紅葉でまた違った景色を見る事ができると思います。今度は秋に訪れたいと思いました。

大雄苑

方丈前にある大雄苑は雄大な枯山水庭園があります。縁側に腰掛てお庭を見る事ができます。とても広く大きな庭です。ボーっと頭を空っぽにしてずっと見ていられます。現実を忘れる事ができるような感じです。

方丈

慶長四年(1599)恵瓊が安芸の安国寺から移建されたもの、銅板葺の屋根は、開山栄西禅師八百年大遠諱を機に、建立時のこけら葺に戻された。本尊は東福門院寄進の十一面観音菩薩像。

方丈内の様子

檜那の間

風雲図(高精細デジタル複製)海北松友によって桃山時代に描かれた方丈襖絵

国宝の風神雷神図屏風(高精細デジタル複製)

法堂

明和二年(1765)上棟。仏殿兼用の「拈華堂(ねんげどう)」。五間四間・一重・裳階付の堂々とした禅宗様仏殿建築。正面須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。その天井には平成十四年(2002)創建八百年を記念して小泉淳作画伯筆の双龍が描かれている。

とても立派で大きな法堂です。天井画の双龍図は、画伯が約2年の歳月をかけ、畳108畳にも及ぶ壮大な水墨画です。広い天井一面に龍が描かれていて、ダイナミックで見ごたえがあります。龍が動き出しそうな感じでした。

建仁寺について

四条祇園にある京都最古の禅寺「建仁寺」は建仁二年(1202年)将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師を開山として宋国百丈山を模して建立されました。元号を寺号とし、山号を東山(とうざん)と称します。

所在:地京都市東山区大和大路通四条下る小松町

拝観時間:午前10時~午後4時30分受付終了(午後5時閉門)

拝観料金:一般 800円、学生(小・中・高) 500円 ※小学生未満のお子様は無料

電話番号: 075-561-6363

駐車場:有 北門近く有料

場所

アクセス

電車:京阪電車「祇園四条駅」より 徒歩7分  阪急電車「河原町駅」より 徒歩10分

バス:JR京都駅より 市バス 206系統・100系統市バス「東山安井」より 徒歩5分            

   市バス「南座前」より 徒歩7分市バス「祇園」・「清水道」より 徒歩10分

車:北門の近くの駐車場あり

タクシー:JR京都駅よりタクシーで約10分

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